今回は特に見る映画も決めずに映画館に出発です。
すぐに映画がなければ 「 先に食事にするか? 」的な感じの オジサンズらしい映画鑑賞会です。
で、映画館に到着して券売機の前に並んだのが6時19分。
6時20分から始まる映画があったので これも何かのご縁かと オジサン3人 券売機でチケットを購入。
(もちろん席はバラバラ。)
というわけで 今回の映画は「 のみとり侍 」です。
「のみとり侍」って何だろね~?って話ながら2番スクリーンに入ったのですが、まさかの3人。
我々3人しかいてません。
上映ギリギリの時間に入ってるので、貸切状態です。
映画館を貸切というのは贅沢ですね。
オジサン3人の貸切映画館。
ところが、映画の内容がですね・・・。
前半ポルノっぽいんです。
あとで調べたらR15指定。
これは15歳以下は見ちゃいかんですよ!
と言う感じ。
平たくいうと オジサン3人が貸切でポルノ映画を見てる。というどうしようもない状態。
今回の内容は記事に書けないな・・・。と思っていたのですが。
最後は感動してしまいました。
うっすら涙ですよ。
前半のポルノ風の描写が 無ければこの感動は無かったなと。
なるほどな~。と思いながら 本当にバラバラに座って良かったと。
横並びでオジサン3人が貸切でポルノ映画見てるというのは 本当にどうしようもない状態ですから。
「 お行儀よく生きることってそんなに大事なことなの? 」
と自問自答し
「 もっと熱く生きようぜ! 」
と自分自身を鼓舞してしまう。
豊川悦司が ふんどし一丁に唐傘をさして出て行くシーンがあるのですが、「 自分自身にその気概があるのか? 」と。
「 お行儀が良ければ、風当たりも強くなく平和に暮らしていけると自分に言い訳をしてるだけじゃなかろうか? 」
などと 深く考えさせられましたね。
そんな映画でした。
「 今まで通りちゃんと行儀よく仕事をしてればいい。」と思う もう一方で「 新しい何かを見つけ出していきたい。 」という気持ちがあり、でも 新しいことに挑戦することで 一時的に現状の守備が弱くなることへの不安を考えるとなかなか一歩踏み出せない。
そんな人いっぱい いるんじゃないでしょうか?
(僕もその1人ですが。)
「 おれの唐傘を 持ってこい! 」
ふんどし姿で唐傘をさせば 見える景色は驚くほど晴れやかかもしれません。
しかし、豊川悦司の色気はなんなんだ?という感じです。
というかキャストがみんな艶っぽい感じがしたのは時代劇のせいかなー。
映像の力なのかなー。
うーん。
よくわかりませんが 今回は寝てません。
かなり高い確率で映画館では寝るんですが、お酒を飲んでなかったのも理由の一つかもしれませんね。
僕が寝なかったという意味でも オススメですよ。
「 のみとり侍 」
猫ののみとりってのが、江戸時代には本当にあった仕事っていうのもおもしろいですね。
映画のモチーフも好きですし、テーマも共感できました。
新しいことに挑戦する勇気をもらえた。貴重な体験ですね。
映画は常に色んな気付きをあたえてくれますね。
( 最後まで起きてればですけど。)
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